毎回メーカーサイトからダウンロードするのは大変すぎる!
もっと簡単にドライバーを入れれるとPCの移動も簡単
windowsを新規でセットアップするとき、困るものの1つにドライバーがあります。
あれ?セットアップしたけどネットにつながらない、ディスプレイの解像度がおかしいといったことはよくあること。とくに一昔前はネット上にドライバがないケースも非常に多く、ドライバだけの入ったディスクなども流通していました。
ネットが普及した今では各周辺機器のメーカーサイトから手軽にダウンロードできるようになりました。課題としては、各周辺機器ごとにメーカーサイトを確認して最適なドライバをダウンロードしインストールする必要があります。
しかし、実際にはすべてのドライバーがネット上にあるわけではありません。
そこで、いま動いているPCのドライバーを動いているPCから抜き出すことができないか考えはじめて、たどり着いたのが、次の方法です。
(1)バックアップまたは移動したいPCからドライバをUSBなどの外部メディアにエクスポートする
(2)復元先PCでwindowsを復元後に(1)のドライバを適用します。
意外とこのやり方がネット上に載っていなく(目につきにくく)苦労したことがある方も多いのでは。
それでは具体的にやり方を説明します。
windowsのコマンドラインから実行します。
dism /online /export-driver /destination:"C:\backup"
上記を実行すると、Cドライブのbackupフォルダにwindowsで利用しているwindowsの標準ドライバ以外のサードパーティー製のドライバがすべてエクスポートされます。
このデータをUSBに入れておけば、いざというときに安心です。
次に、(2)の説明です。
windowsを別のPCまたは新規で同じPCに入れたあと、デバイスマネージャーを開きドライバエラーとなっているデバイス上で右クリックしドライバの更新を選び、(1)で保存したドライバの入ったフォルダを指定しましょう。
これでドライバ関連のエラーは発生しなくなります。
思いついたタイミングで、PCのバックアップ、ドライバのバックアップは大切です。日ごろから心がけましょう。