【不動産購入戦略】海外不動産購入時の不動産エージェントの選び方は?

「海外不動産を購入したり、投資をしてみたい。」
「海外不動産の購入戦について知りたい。」

本記事では、不動産購入戦略として、海外不動産購入・投資で失敗しない不動産エージェント選びのポイントについて解説します。

【不動産購入戦略】海外不動産購入・投資で失敗しない不動産エージェント選びのポイント

ここでは、最も利用しやすく、日本語を話す不動産エージェントの選び方を説明します。不動産エージェントは、ライセンスが必要ありません。誰でもなれてしまう業者です。

だからこそ、良い不動産エージェントを慎重に探す必要があります。

丁寧で迅速な対応ができるかどうか

海外不動産投資では、わからないことがたくさんあります。その都度、不動産エージェントに質問しなければなりません。

当たり前の質問もあれば、答えにくい質問もあります。「現地の人はこの物件を買っているのかどうか?」、「このプロジェクトは、地元でどれくらい注目されているのか?」など。丁寧かつ迅速に答えることが重要です。

質問がしにくかったり、回答に時間がかかったり、ざっくりとした回答や不十分な回答しかしないようであれば、その不動産エージェントは、あまり良い選択とは言えません。

不動産の売買実績が豊富であるかどうか

海外不動産投資では、その国での不動産売買の実績が豊富なエージェントがおすすめです。

  • 多くの物件を売買していれば、現地のデベロッパーからの信頼も厚く、有利な情報を得やすい。
  • 多くの物件を売買しているため、その国の特徴や商習慣に精通している。
  • 多くの物件を売買しているため、ケースバイケースで問題を解決してきた実績がある。
  • 多くの物件を売買しているため、その後に必要となる会社(コンサルタント、弁護士、賃貸管理会社、民泊仲介会社、リフォーム会社)とのコネクションを持っている。
  • 多くの場合、経験=安心できる投資環境となる。

特に、投資を検討している国で、実績のある不動産エージェントを選ぶと良いでしょう。

情報量が多いかどうか

情報量も、不動産エージェントを決める重要なポイントです。

海外の不動産エージェントの多くは、1つか2つの物件を押し付けてきます。こちらは、コネクションが少ないか、それらの物件を紹介することで、高額な報酬を得ていることを意味します。つまり、顧客目線ではなく、自分目線で販売しているのです。

国を限定しても、海外不動産投資を検討している国でしたら、少なくても5~10物件は紹介されるのが一般的です。そちらの提案数が少ない場合は、注意が必要です。

誠実な手数料であるかどうか

海外不動産エージェントの収入は、日本人のお客様を、日本語でサポートするサポート手数料です。デベロッパーからの手数料と、投資家やバイヤーからのサポート手数料の両方で収益モデルを構築しています。

サポート手数料は、特に免許や規定がないため、海外の不動産エージェント自身が決定します。相場は、一般的に物件価格の2.0%~5.0%です。

  • サポート手数料が相場よりかなり高い。
  • サポート手数料の話は最後までされない。

など、サポート手数料に関して高かったり、サポート手数料の話は最後までされない不動産エージェントには、注意が必要です。

嘘のないシミュレーションを提示するかどうか

希望物件がある程度絞られてきましたら、収支シミュレーションを提示してもらう機会が増えてきます。

収益シミュレーションには「想定家賃」、「不動産価格の上昇見込み」、「家賃の上昇見込み」などが含まれており、あくまで想定値に基づいて算出された収益です。

悪質な不動産業者の場合、こちらの「想定家賃」、「不動産価格の上昇見込み」、「家賃の上昇見込み」を現実的な数値から大きく膨らませて、見栄えの良い収益シミュレーションを作成する輩がいます。

  • いくらで借りられるのか?:地元の不動産賃貸サイトで、同じ条件で検索すればわかります。
  • 物件の価格はどれくらい上がるのか?: 過去の上昇率を見ましたら、ある程度予測できます。

ものです。

自分で収益シミュレーションを行い、提示された数字と比較し、大きく乖離がある場合は、なぜ自分が設定した数字と大きく違うのか不動産会社に聞いてみましょう。「こちらの数字には、どのような要素が含まれているのですか?」と尋ねれば良いです。

その答えの理由に納得できなければ、そちらの不動産エージェントは信用できないと判断しても良いです。

自分が立てた収益シミュレーションとの乖離が少ない場合は、信頼できるエージェントだと判断できます。

現地に事務所、提携先、アライアンスを持つ不動産エージェントがどうか

日本と現地では、当然時差があります。購入時期だけでなく、経営上重要なアクションが必要な場合、現地で即座に対応できる必要があります。現地に何らかの事務所を持つか、動けるエージェントと提携する必要があります。

不動産エージェントが、現地で対応可能かどうかの確認が必要です。

ローンの手続きに詳しい不動産業者であるかどうか

日本でも海外でも、不動産投資にはローンがつきものです。レバレッジが不動産投資の魅力ですから、当然といえば当然です。

しかし、非居住者である日本人が現地で融資を受けることは、容易ではありません。

金融機関とのコネクションがあり、しっかりとした資金計画を提案してくれる会社を選びましょう。

まとめ

不動産購入戦略として、海外不動産購入・投資で失敗しない不動産エージェント選びのポイントについて解説しました。

海外不動産の購入や投資をしてみたい方は、本記事をご参考にしてください。

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